では、実際にはどの程度の経済的なメリットがあるのでしょうか。
それを判別するには、ある程度条件を揃える必要があります。
まず、
(1) 太陽光発電システムの発電量の大きさ(何kWのシステムか)
(2) どのような屋根に設置するのか?(屋根の形と向き)
(3) 昼間、どの程度の電力を消費するのか?
について確定させる必要があります。
それでは、実際に3.06kWのシャープの太陽光発電システムを導入した当サイトの管理人であるのっち家に当てはめてシュミレーションしてみたいと思います。(太陽光発電システムを製造しているメーカーには、それぞれ発電シュミレーターがありますので、簡単に計算することができます。)
【のっち家の発電量】
(1) 太陽光発電システムの発電量の大きさ
→ 3.06kW
(2) どのような屋根に設置するのか(屋根の形と向き)
→ 切妻屋根 南向き、屋根の傾斜約24度(4.5寸勾配)
(3) 昼間、どの程度の電力を消費するのか
→ 平日・休日の平均3kWh
1ヶ月の太陽光発電量(シャープのホームページより)
http://www.sharp.co.jp/sunvista/product/by_roof/kiritsuma/index.html
→ 約330kWh
1ヶ月の昼間の消費電力量
→ 3(kWh)×30(日間)×30円(電化上手の平均)=2,700円のメリット
1ヶ月の売電量
→ (330kWh-90kWh)×48円(新買取価格)=11,520円のメリット
上記の計算から、のっち家では1ヶ月で合計14,220円の経済的メリットがあることになります。
1年間では、14,220×12ヶ月=170,460円のメリットがあります。
これはあくまでもシュミレーションで、その時の天候や電化製品の使用状況にもよりますが、以上のような経済的メリットが予想されます。
その上で、押さえておくべきポイントは、やはり昼間の売電量にかかってくるということ。
自宅で消費してしまうと30円/kWhですが、売電すると48円/kWhなので1.5倍以上もの差が出てきます。
要は、いかに多くの電気を売れるか。いかに昼間の消費電力量を抑えられるかが大きなポイントとなります。
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